スリランカは、世界一祝日が多い国。
満月の日は「ポヤデー」と呼ばれ、祝日として指定されています。
それゆえ、ほぼ毎月祝日があるという素晴らしき慣習。
実はポヤデーにはほぼすべてのレストランでお酒が禁止されます。
ある時レストランでお酒を頼もうとしたときのこと。
「今日はお酒は出せないんだよ。」と言われ、
「えーなんでー」と聞くと、「今日はポヤデーだからだよ」との回答。
なぜか。
ヒントは白い服。
ポヤデーになると街中のあらゆる場所で白い服を身にまとった人々を見かけます。
正解は、仏教のお祈りの日だからです。
ポヤデーには、禁酒を、そしてお祈りを。
そんなスリランカの伝統が、住めば住むほどに素敵だなぁと感じる今日この頃です。