今まで旅した国は、合計25ヶ国。
その国その国によってまったく違う表情を見せる朝。
記憶に残る朝と言えば、どんな風景を思い出すでしょうか。
わたしの思い出深い朝と言えば、
A.M.4時の静けさの中でラクダに乗って歩いた、モロッコのサハラ砂漠。
朝陽が昇ると同時に、自分も一緒に昇っている感覚すら覚えた、トルコの気球。
そして、毎日外から聞こえるイスラム教のお経で目覚めていた、バングラデシュ。
そしてスリランカ。
色々と旅をしてきた中でも、こんなに美しい朝の景色は初めてでした。
(まるで絵画。。。)
思わず言葉を失いました。
未だかつて見たことのない、完璧な虹色の色彩。
絵画以外で、実在するんだ。と眼の前の風景を一瞬疑うほど。
ここは「第一弾:早起きして、紅茶畑の中心で本場のセイロンティーを飲む」でも紹介した、
紅茶の産地・ヌワラエリヤ。
わいわい騒げる観光地ではないけれど、スリランカの中で最も美しい場所だと私は思います。