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2014年6月6日金曜日

女性に人気上昇中の「アーユルヴェーダ」を本格的に学びたいと思ったときに考えるべき3つのこと


スリランカでアーユルヴェーダを勉強したい、というご相談を
いただくことが増えてきたので、一度ブログにまとめてみたいと思います。
私の体験談も交えて解説しましたので、参考までにご覧ください :-)





アーユルヴェーダを学びたいと思ったら考えるべき3つのこと

(1)目的とゴール

まずは、何のためにアーユルヴェーダを学びたいのか?
学んだ後に何ができれば満足するのか?について考えてみましょう。
(記事を読む前に、ご自分で少し考えてみてくださいね)

      ・・・・

目的としてはざっと下記5つに分類できるでしょう。
①趣味として、自分&家族のため
②自分自身、根本的に治したい症状や病気がある
③セラピストになりたい
④ビジネス、経営に活かしたい
⑤医師になりたい


それぞれ、補足していきます。


①趣味として、自分&家族のため
⇒まずは入門コースや基礎講座など比較的短時間かつ安価な講座を試されることをおすすめします。ネットで少し検索するとすぐにでてきますので、さらに学びたくなったらまたステップアップしていく、と言う順番が良いのではないでしょうか。


②自分自身、根本的に治したい症状がある
⇒ご自分でアーユルヴェーダの病院又は滞在型リゾートで、アーユルヴェーダ医師による診断を受けてみてはいかがでしょうか。医師からのアドバイスのもと、勉強すべき分野を決めると良いと思います。滞在型リゾートならインドより断然スリランカがおすすめです。


③セラピストになりたい
⇒セラピストとしてお店で働きたいのか、自分で開業したいのかによって変わってきますが、マッサージ&トリートメント技術が必須になります。また、アーユルヴェーダは日本では「国家資格」や「資格」がなく、あくまで「修了書」となりますが、「修了書」をどの機関で発行してもらったかにより後々の信頼感にも影響が出てくるため、(肩書きやプロフィールに書く場合)どの機関で発行された修了書が自分に有利になるかも考慮するといいでしょう。
ツリーオブライフが本場スリランカで行っている2週間のアーユルヴェーダ研修は、「スリランカ政府公認(認定?)」という名前がつくのでプロフィールとしては強いです。(短期間かつ値段が高いのが少しネックですが)また、マッサージの「技術」面を上達させるには「実践あるのみ」ですので、スクールで学ぶこと以上に、自分でどれだけ経験を積んだかがものを言います。


④ビジネス、経営に活かしたい
⇒アーユルヴェーダや健康分野でビジネスを行いたい場合、自分で基礎知識を身につけることも必要ですが、アーユルヴェーダで成功している企業を分析したり、人脈をつくることも必要になってくるでしょう。アーユルヴェーダ製品で有名な企業と言えば、シッダーレーパ社、リンクナチュラル社、日本だと生活の木。滞在型リゾートとして有名なのは、バーベリンリーフやアーユピヤサ、ヘリランスマハゲダラなどがあります。


⑤医師になりたい
⇒アーユルヴェーダは日本で医師の国家資格として認められていないので、「アーユルヴェーダ医師」になるためには、インド又はスリランカの医学部で勉強する必要があります。私が在籍しているリゾートのアーユルヴェーダ医師は、6年間医学部に通い、西洋医学も学んだ上で専門分野としてアーユルヴェーダコースを選択したと言っていました。日本人女性で、インドのアーユルヴェーダ医学部に通っている方もいますね。




(2)場所

アーユルヴェーダを勉強できる場所と言えば、日本以外には、スリランカ、インドがメジャーでしょう。私自身は、①日本のスクールに週1×半年間通い修了書を取得⇒②スリランカのアーユルヴェーダリゾートでインターンという方法をとりましたが、効率的に学ぼうと思ったら断然日本のスクールの方が分かりやすいです。

スリランカ、インドのスクールは、言語の問題があるということと、日本よりも体系的な教え方をしていないというのが理由です。但し、スクールではなく、アーユルヴェーダリゾートや、病院、大学の医学部など、本場に行かないと物理的にできないことや、本場でしか感じられないことがあることも事実です。




(3)どの分野を専門にするか

基礎を学んだ後の話しになりますが、アーユルヴェーダと言っても、
トリートメントもあれば、食事、薬草、瞑想やヨガ、女性の健康問題など、
分野がわかれています。専門分野をどこにするかも考えるとよいでしょう。


かなり長くなりましたが^^;;
以上、参考にしていただけると嬉しいです。